2006年08月09日

新書 米沢富美子『人物で語る物理入門(上)』

物理史がドラマのように読める。

天才達が活躍した時代背景とともに、彼らが何を思い、何を感じ
歴史に残る仕事をしてきたのか楽しみながら勉強になる。

上巻ではアリストテレスからアインシュタインの途中まで。
個人的にはボルツマンに非常に興味をもった。


いままでイメージのよくつかめなかったエントロピーも
「エネルギーの質」を表すものと考えられることを初めて知りました。
電気エネルギーは使い勝手がよく、エネルギーの質が高い。
(エントロピーが小さい)

熱に変わってしまったエネルギーは取り出しにくい。質が低いと言える。
(エントロピーが大きい)

地球にはエネルギーはほぼ無尽蔵にあるが、使いやすい形のエネルギーがどんどん無くなっていることがエネルギー危機が叫ばれる本当の理由だという。
だから技術の発達とエネルギーが密接につながる訳だ。
著者は「省エネ」よりも「省エントロピー」を目標にすべきと主張する。




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posted by 俺 at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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